大分県で評判の注文住宅メーカーおすすめランキング！口コミで人気の業者を厳選しました。

大分県で注文住宅を建てたいなと検討していても、いろいろな疑問や不安な面などが浮かんできます。

「間取りはどう設計したらいいのだろうか…」
「工務店やハウスメーカーなどどこに依頼するとどんな違いがあるのだろう…」

そこでここでは、大分県でのおすすめの注文住宅メーカーを厳選し、ネットでのアンケート調査からランキング形式で紹介します。またサイト内では、大分県の特徴や工務店やハウスメーカー、設計事務所との違いなど注文住宅に役立つ情報もお伝えしていきます。

気になる注文住宅メーカーがありましたら、ぜひ公式サイトから問い合わせをしてみてくださいね。大分で注文住宅を検討している方へ参考になれば幸いです。

大分県で注文住宅を建てるときに工務店やハウスメーカーはどのように選べばよいでしょうか。ここでは、選び方に着目して紹介していきます。

工務店とハウスメーカーの違いを把握しておく

注文住宅の建築を依頼できるのは大きく分けて、工務店、ハウスメーカー、ローコストメーカーの3種類です。それぞれの業者には大きな違いがあります。

工務店は地域密着の業者です。着工数は年間約100棟までの傾向にあります。

ローコストメーカーは、ローコスト住宅専門です。ハウスメーカーは全国展開が多く、年間着工数は1,000棟以上手掛けています。

予算を抑えたいならローコストメーカーですが、結果的にトータルコストが増えて予算オーバーになりやすいです。工務店は予算3,000万円以下の注文住宅に適しています。

大手ハウスメーカーは3,000万円以上を得意としているのです。

それぞれの家づくりの特徴

工務店は地域密着で、古くからエリアの家づくりを手掛けてきた安心感があります。価格と品質のバランスが取れている傾向です。

多くの工務店は有償によるアフターメンテナンスを行っています。ただし、会社ごとにサービスは異なるのが特徴です。

大手ハウスメーカーは、大手という安心感があります。家を構成する各パーツは工場生産が多く、品質に差がほとんど出ません。

業者によりますが手厚いアフターメンテナンスも用意しています。

ローコストメーカーは、施工業者で品質にばらつきが出やすいです。

できることもある程度決まっているため、積極的な提案は少ないでしょう。アフターメンテナンスは大手や工務店と比較すると、施工業者によるばらつきが大きい傾向です。

大分県は温泉でも有名な地であり、近年住みたいと思う方も増えています。そこで実際に大分県の地域環境についてまとめてみました。

大分県の特徴

まずは大分県の特徴を紹介します。大分県は7割が森林と野原になっており、自然豊かな地となっています。

また食に関しても団子汁という代表的な郷土料理があり、カボスや乾燥しいたけの生産量は全国で1位を誇っています。生活環境に関しては、各地で気象状況が異なり、冬でも天候が安定している地域や台風の時期に大雨が降る地域などさまざまです。

持ち家の割合としては全国平均が61.2％であるのに対して大分県は63.6％のため、平均よりも高い傾向にあります。教育環境に関しては、おおいた子育て応援パスポート事業が設置され、協賛しているお店にていろいろな特典を受けられることや子ども1人につき予防接種などに利用できる1万円分のクーポンの配布など、他にもさまざまなサービスを提供し、子育て満足度日本一をモットーとして取り組んでいます。

また授業内容に関しても、他県から注目を集め、評価されているワンランク上の授業の実現を目指しています。そして移住支援も提供しており、大分県へ移住後に最大100万円の移住支援金が支給されるものも用意されています。

このように大分県は、自然や食、子育て環境において恵まれており、移住しやすいメリットが多く含まれています。特に要件を満たせば移住支援金をもらえるのは、移住する上で非常にメリットでしょう。

空き家の割合も全国平均が13.6％に対し、大分県は16.8％となっているため、住宅探しもスムーズに行えることでしょう。

坪単価情報

次に大分県の坪単価について見ていきます。大分県での2021年の坪単価平均は、国土交通省公表による公示地価から1坪あたり19万7,022円となっています。

市町村別にトップ10の地域の坪単価平均を比較すると、1位は大分市で25万6,663円、2位は由布市で20万5,661円、3位は別府市で16万4,417円、4位は日田市14万5,895円、5位は佐伯市で13万7,567円、6位は臼杵市で13万6,198円、7位は豊後大野市で12万3,719円、8位は日出町で12万2,148円、9位は中津市で10万2,589円、10位は津久見市で10万1,884円となっています。2位と3位の由布市と別府市は、有名な温泉エリアにもなっているため、観光地としても活気のある地域です。

そのため、人の出入りが多い地域は坪単価平均も高くなる傾向にあると言えます。

2024年度に受けられる補助金とは

注文住宅をはじめ、新築住宅を購入する際には、たくさんの資金が必要になります。そこで大きな助けになるのが「補助金」です。ここでは、2024年時点で受けることが可能な補助金について解説していきましょう。

子育てエコホーム支援事業

若い夫婦や、お子さんのいる世帯が対象になっている補助金です。対象者は、平成17年（2005年）4月2日以降に生まれたお子さんがいる子育て世帯になります。または夫婦で、どちらかが昭和58年（1983年）4月2日生まれ以降の若者夫婦世帯も対象です。

補助額ですが、長期優良住宅の場合は100万円/戸になります。ZEH住宅の場合は80万円/戸で、延べ面積50㎥以上240㎥以下と土砂災害特別警戒区域外が条件です。

令和6年度木づかい促進事業

大分県日田市のオリジナル事業であるこの補助金は、地元産の木材を使用した住宅を建てることが条件になっています。そのため、もしこの制度を使用したい場合は、大分県産の自然素材を取扱っているメーカーを探してみると良いでしょう。

支給条件は、令和5年度に同一の施主または同一の住宅が本制度の補助を受けていないことをはじめ、木材使用量の80%以上が日田材・年度内に完成（上棟）が可能・施主が市税を滞納していない・日田市内の業者が施工（請負契約が必要、自ら施工するリフォーム等は対象外）とたくさんあるので注意してください。

基本補助額は20万円ですが、条件が合えば最大65万円分の補助が受けられるようになっています。

大分市のハザードマップ

マイホームを購入するにあたって、住宅メーカー選びは非常に重要です。それと同時に、土地選びも慎重に行わなければなりません。駅やスーパー、病院などへの利便性はもちろん、その土地が安全かどうかは確認しておかなければなりませんよね。そのために役立つのがハザードマップです。

ハザードマップとは、自然災害から命を守るため、被害が想定される場所や避難場所などを示した地図のことです。大分市では、土砂災害、洪水、ため池、津波、地震に関するハザードマップが公開されています。
また、浸水想定区域や指定緊急避難場所やなどについて掲載されいるので、もしもの時に備えて確認しておくと良いでしょう。

上の図の洪水ハザードマップは大分市の洪水が起こった時の大まかな浸水想定区域が記載されています。番号ごとに、より細かい浸水想定区域が公式ページから見れます。また洪水以外のハザードマップも公開されています。

これから土地を購入し、注文住宅を建築するという方は、自然災害が起きた時の事を想定して購入するとより安心できるでしょう。
ハザードマップは全国の自治体が用意しており、公式ホームページなどで誰でも見ることができます。大分市のハザードマップについてはこちらをご覧ください。

大分人気エリアMAP

次に大分県での人気エリアについて紹介します。大東建託株式会社の「いい部屋ネット街の住みここちランキング2020」の大分県版の調査結果によると、住み心地のよい人気な地域としての第1位は速見郡日出町、第2位は大分市、第3位は由布市となっています。

また住みたい街ランキングでは、第1位は大分市、第2位は別府市、第3位は豊後高田市となっています。住みここちランキングで第１位の速見郡日出町は、大分県の中部に位置し、夏は蒸し暑く、冬は寒いという日本の四季通りの気候となっています。他の地域に比べて冬の寒さは厳しすぎず、晴れの日が多いため、比較的過ごしやすいでしょう。

最高気温は30度、最低気温は2度であり、平均気温は14度で、日当たりが良く自然災害も少ない地域です。山は多いですが、南側には別府湾が広がっているため、解放感を与えてくれるような地域だと言えます。

そして湧き水に恵まれており、日出町のさまざまな場所で良質な湧き水を汲むことができるため、水汲みに訪れる方も多いです。そのため、家庭の水道水はあまり使用せず、水道料金も安く設定されています。

鉄道についてはJR九州が主な路線となり、大分駅までは30分程度かかります。またサンリオのテーマパーク「ハーモニーランド」があるため、小さなお子様の遊び場としても利用しやすいでしょう。

住み心地と住みたい街ランキングで第1位と2位を獲得していた大分市は、大分県の中部に位置し、県庁所在地です。新産業都市として東九州最大の経済、流通の拠点となっています。

大分市の半分は森林が占めており、河川もあるため、自然にも恵まれた地域です。年間の平均気温は16.4度程度であり、1年を通して暮らしやすく、海や山、川のバランスが程よい街となっています。

公共施設もスポーツ施設は4箇所、図書館は2箇所、公園は776箇所あり、学校も210校あり、医療施設も436箇所あるなど、生活環境にも恵まれています。大分市はこのような自然も生活環境もすべてにおいてバランスが良いため、住み心地や住みたい街として上位を獲得しているのでしょう。

ここでは、大分県のエリア情報や工務店、ハウスメーカー、設計事務所の違い、大分の注文住宅の種類、注文住宅建築時の間取り設計ポイント、大分の注文住宅メーカー選びのポイントについて紹介します。大分で注文住宅を検討している方へ役立つ情報になれば嬉しいです。

大分県は全国的にも有名な温泉の地でもある別府温泉などが有名ですが、ほかにはどのようなイメージや印象があるのでしょうか？「大分県といえば浮かぶものはなんですか？」と、独自でwebアンケートを実施しましたので、その回答結果をご覧ください。

大分県に対するイメージでもっとも多かった回答は、「別府、湯布院など…温泉」が83％と、圧倒的でした。やはり、全国的に有名な別府温泉や湯布院があり、観光地としても人気なため、大分は温泉のイメージが大きいようです。

次に「関サバ、とり天など…グルメ」が9%でした。とり天も有名で大分を訪れた際には、ゆっくり温泉に浸かったあとに、とり天などおいしいグルメを堪能したいですね。

続いての回答結果は、「地獄めぐり、ハーモニーランドなど…観光スポット」が4%を占めています。温泉が湧き出る大分は、地獄めぐりも観光地として人気が高いです。

そのほか、「宇佐神宮、富貴寺など…寺・寺院」が回答者全体の2%を占めており、少数派意見の中には「カボスが有名で香りが良い」「大分焼酎」「大分トリニータと大分ドーム」という回答もありました。

アンケート結果から、大分では温泉や地獄めぐりなどの観光地をはじめ、とり天や関サバなどのグルメも堪能できるなど、大分県の魅力が伺えますね。そんな魅力あふれる大分県で注文住宅を検討している方のために、ここからはさらに詳しく、大分県のエリア情報などをお伝えしていきます。

大分の注文住宅メーカーを検討するときには、どのような点を見極めポイントとすれば良いのでしょうか。ここでは、住宅メーカー選びについて着目すべきポイントをいくつか紹介します。

素材やデザイン

住宅は長い間、生活していく空間であるため、素材やデザインは大切になります。素材に関しては身体にやさしい天然素材を利用し、自然とうまく調和しながら自然の良さを住宅に取り入れていくことで、くつろぎや安らぎを与えてくれます。

また本物の無垢材を使用して住宅を建てることで、年数が経過してもアンティーク調の味わいのある住宅になります。また手入れや修理も可能となります。

デザインに関しては、自身のこだわりや希望としている点を取り入れ、尚且つ生活しやすい、過ごしやすい統一感のあるデザインにすることがベストです。そのためには、一部分のデザインだけではなく、家の全体的なバランスを考えたデザインを行っていくことが大切になります。

また、庭や家のインテリアを同じ会社で行うことで統一感が生まれるため、全体的に調和のとれた住宅となります。依頼する注文住宅メーカーを選ぶときには、庭や家などすべてのトータルデザインを行っているところを選ぶことが大切となります。

その結果、おしゃれでデザイン性も機能性も高い住宅となることでしょう。

スタッフの対応

注文住宅メーカーを選ぶときに大切となるのはスタッフの対応です。通常は営業マンと施工や設計スタッフが異なることが多く、より多く営業を行い、購入へと進めていくことが多いでしょう。

しかし、そのような注文住宅メーカーではなく、施工スタッフや設計スタッフが一人ひとりに寄り添いながら、話を進めていくところがベストであると言えます。一人ひとりにかける時間を多く確保している注文住宅メーカーを選ぶことで、心から建ててよかったと思える家づくりを行うことができます。

また家づくりに大事なポイントをあらかじめお客様に伝えることで、その点を踏まえた上で理想の家づくりを会社へ伝えることができるようになります。知らない知識を伝えつつ、話を進めていくことができる会社であると理解しながらスムーズに設計していくことができます。

また設計図が完成した後には、お客様がイメージしやすいようにシミュレーションをしてくれる会社だと建築前に確認することができ、修正したい点は修正を行うことができます。その結果、建築後に後悔する点が少なく済むでしょう。

このように注文住宅メーカーのスタッフの対応は非常に重要なポイントとなります。どれだけお客様に寄り添い、時間を使い、丁寧な提案や話し合いを重ねてくれるのかはしっかりと確認しておきましょう。

アフターフォロー

住宅の建築後に重要となるのはアフターメンテナンスです。築年数が長くなればなるほど、住宅は劣化してしまうため、アフターメンテナンスは必要となります。

注文住宅メーカーを選ぶのであれば、アフターフォローとして定期点検や保証などがあるところを選ぶと良いでしょう。費用に関しても無料、有料さまざまありますが、アフターフォローの内容が充実しているとより安心です。

アフターフォローがしっかりしている会社であると、それだけ施工力に自信がある会社だとも言えます。そのため、施工力を確認する上でもアフターフォローがどれほど充実しているのかは必ず確認しておきましょう。

口コミや評判

注文住宅メーカーを選ぶときには口コミや評判もしっかりと確認しておくことが重要です。注文住宅メーカーの各公式サイトには、以前に施工を行ったお客様のリアルな声が掲載されていることも多いです。

もちろん良い声しか掲載されていない場合もありますが、お客様の声が多ければそれだけ実績や経験が豊富であることが分かります。また写真付きで掲載されていることで、今までにどのような住宅を建築してきたのかも分かります。

より詳細な内容を掲載している会社であれば、信憑性も高くなることでしょう。どのような住宅を得意としているのか、どれほどの経験や実績があるのか、どのような声が挙がっているのかを知れる口コミや評判は注文住宅メーカーを検討する上で確認しておくべきポイントとなります。

注文住宅を検討しているときに浮かんでくる疑問点として、工務店やハウスメーカー、設計事務所はそれぞれどう違うのか、どのような特徴があるのかなどと思う方も多いのではないでしょうか。どこに依頼するのかは非常に重要となります。

そこでここでは、それぞれの特徴について良い点、悪い点を提示しながら紹介します。

工務店のメリット/デメリット

まずは工務店について紹介します。工務店は地域密着型がほとんどで、住まいの設計や監理、施工などを行う会社のことを示します。工務店によって提供している内容は異なりますが、中でも施工がメインの仕事であり、職人や専門業者が集結している会社だと言えます。

特色しては、設計の自由度が高く、費用としてもハウスメーカーに比べて安価で依頼することが可能な傾向にあります。ただ工務店によって技術力に差があり、一定の品質が担保されていません。

そのため、工務店を選ぶときは質の高さや施工力を見定めることが大切です。設計に関しても、大きく分けると自社設計の場合と提携している建築士による設計の2つがあります。

規模の大小によって異なることが多く、自社設計は規模が大きめ、連携している建築士に依頼するときは規模小さめなところとなっています。アフターメンテナンスに関しては、自社設計も他の建築士が設計する場合でも工務店が一括管理します。

ハウスメーカーのメリット/デメリット

次にハウスメーカーについて紹介します。ハウスメーカーはテレビCMや広告でよく見かけることも多い全国展開している会社です。

中には大規模だけではなく、地域密着型よりの中規模メーカーも存在しています。基本的にはいくつかのベーシックとなるプランがあり、それをシリーズ化や商品化して販売しています。

その規定の範囲内で、お客様の要望や希望に対応していく形になります。基本的にはお客様とのやりとりは営業担当者が行い、もしも一から設計を行う場合には高い費用が必要となる場合が多いです。

そのため、工務店などと比較すると設計の自由度は低いと言えます。ハウスメーカーにはモデルハウスがあり、見学も可能なため、完成イメージを実際に見ることができます。

費用に関しては、坪単価のため、モデルハウスから費用の相場を知ることができます。ただ、広告費にお金をかけているため、費用は工務店と比較すると高くなることが多いですが、数の多さが特徴にもなっているため、一定の住宅数を建築することを前提に部材を大量に仕入れることで建物の原価を低くすることも可能です。

また統一されたルールや規定に基づきながら、住宅を建築していくことを前もって申請することで、住宅建築に必要となる手続きを簡素化できる「型式適合認定」がなされているため、工期は短くなります。アフターメンテナンスや保証に関しては、ハウスメーカーが保証するため、どの職人が担当しても統一で保証されるため、安心できます。

ハウスメーカーは規定の範囲内で好きなものをセレクトし、住宅を建てていくような形になるため、選択肢の中に自分の好みのものが揃っていれば非常に利用しやすいでしょう。

また実績が豊富であり、品質もある程度担保され、保証も充実していることが多いです。

設計事務所のメリット/デメリット

最後に設計事務所について紹介します。設計事務所は、一から住宅設計を行うことと施工管理をする会社です。

お客様からの要望をヒアリングし、図面を起こし、間取りやインテリアデザイン、設備など細部までこだわることができます。いわゆるオンリーワンの家づくりが叶うと言えます。

構造も基本的にはすべてに対応でき、住宅の世界観を表現できます。施工に関しては工務店や大工さんへ依頼するため、設計図をもとにどこの会社がよいのか費用面も含めて比較していきます。

そのため、施工業者間の競争が可能となり、より工事費用を抑えることが可能になります。そして施工が開始された後は、設計図通りに施工が進められているのか、納期に間に合いそうかどうかなどの施工管理を行います。

施工管理という監視の目があるため、手抜き工事が行われる心配は少ないでしょう。費用に関しては、あらかじめ予算を共有した上で計画を立てて設計していきますが、資材の単価は変動するため、現状の建築費用の概算をその都度、算出しながら計画を立てていきます。

なるべくお客様の要望を取り入れながら予算の範囲内で設計ができるように提案していくため、お客様との距離感が近く、相談などもしやすいでしょう。アフターメンテナンスに関しては、設計と施工を別の会社で行うため、施工を担当した会社が行います。

しかし設計事務所の中には自社グループ内で施工担当することもあり、設計からアフターメンテナンスまで連携の連携、そして監視の目もある上で施工を行えるため、工務店やハウスメーカーのように設計と施工が同じ「設計施工一括方式」と設計事務所の監視の目がある「設計施工分離方式」の良い点を融合させることができます。

注文住宅と聞くと一からすべてをオーダーする住宅と思いがちですが、大分の注文住宅には2つの種類があります。ここではその2種類の注文住宅について紹介します。

自由設計の注文住宅

自由設計の注文住宅は、1からすべてを決めて家づくりを行う住宅です。間取りや仕様だけではなく、屋根や外壁など細部までこだわり抜くことができます。

すべてをオーダーできるため、こだわりのある住宅にしたい方には特におすすめであり、完全にオリジナルの住宅が完成します。しかし、自由設計にすることで価格が高くなってしまうことが考えられます。

また話し合いの時間も多くを要するため、余裕を持って計画を立てていくと良いでしょう。そのため、予算の管理をしっかりと行いながら、話し合いを重ねて折り合いをつけていくことが鍵となります。

予算とこだわりたい部分のバランスが大切です。自由設計は、本当の意味での注文住宅と言えるため、コストをかけてでもすべてを唯一無二の住宅にしたいと思っている方におすすめだと言えるでしょう。

準規格型の注文住宅

準規格型住宅は、住宅のパッケージの中から好みの仕様をセレクトして家づくりを行っていきます。価格の幅も広く、低コストで可能なもの、高価なものまでさまざまあります。

基本的に間取りは自由に設計できることが多いですが、建物の広さなどによっては制限がある場合もあります。こだわれる部分が決まっているため、予算は前後しにくく、安定しやすい傾向にあります。

そのため、自由設計よりは低コストであり、話し合いの時間も短くなることでしょう。大手ハウスメーカーや不動産会社などの注文住宅は、この準規格型住宅であることがほとんどです。

細部まで強いこだわりがなく、選択肢の中で選んでいくことも億劫でなければ準規格型住宅がおすすめです。コストを抑えつつも、少しこだわりたいという方には合っていると言えるでしょう。

注文住宅を設計する上でこだわりたいポイントの一つに間取りが挙げられます。間取りを設計する上でどのような点に注意するとより良い住まいとなるのかをここではいくつか紹介します。

収納スペースと生活動線

住宅を設計する上で、大切な点としては収納スペースや生活動線の確保です。まず自分の家にはどれほどの物があり、どの物をどこに収納するのかを想定した上で設計していきます。

物も必要なものと不要なものを明確にして、整理した上で検討することをおすすめします。例えば靴がたくさんある方であればウォークインシューズクローゼットを設置することや、服が多いのであればウォークインクローゼットを設置するなどで収納がすっきりできる可能性があります。

そしてそこで重要となるのは生活動線です。収納スペースを設置する上で考えるべきことは生活動線に合わせた収納です。

普段の生活のルーティンを思い出しながら、どこになにを収納することで生活動線がスムーズになり、効率良く生活していくことができるのかを考えると良いでしょう。そのため、家事も含めた生活動線の確保とともに収納スペースも考えることでどちらもきちんと確保できる住宅となります。

家族のルーティンや訪問客が来たときの動線など、プライベート空間とお客様の動線が被らないような設計にすると尚良いでしょう。

広さや明るさ

リビングやお風呂、キッチンなどの広さもどれくらい確保していくのかは大切になります。家族構成によっても異なるため、小さなお子様がいる場合には子どもが遊べるスペースをリビングに設けることや、料理が趣味な方であればキッチンを広く設計するなど、どこのスペースをどれほど確保するのかもきちんと検討する必要があります。

また部屋の明るさも検討するべきであり、リビングや玄関先など日の光がほしいと思う箇所への窓の設置などもきちんと考慮しておきましょう。

コンセントや照明の位置

コンセントや照明の位置も大切なポイントです。家具や家電の設置場所に合わせてコンセントを取り付けることがベストであり、使いやすい位置に設置しないと生活する上で不便になってしまします。

目安としては2畳につき1か所以上となっています。また当たり前になっているスマートフォンに関してもどこでどのように誰が利用するのかを想定することで、コンセントの位置も決まってきます。照明に関しても各部屋どの場所に設置すると利用しやすくなるのかはきちんとシミュレーションを行いながら、設置しましょう。

外構周り

室内だけではなく、庭やバルコニーもしっかりと検討しておきましょう。洗濯物を干すスペースを十分に確保することや食事やお茶のできるウッドデッキなどを設置することで、より生活が豊かになります。

そのため、設計の時点で室内だけではなく、外構周りの設計も生活後のことを考えた上で計画を立てていくと良いでしょう。

住みたい家のイメージと資金計画

注文住宅が完成するまでにかかる期間は、約1～2年です。あくまで目安になるため、工程や期間はハウスメーカーやプランなどによって差がありますが、予期せぬトラブルがない限り、2年ほどで引き渡しとなります。

最初に行うのは、住みたい家のイメージと資金計画です。どんな家に住みたいのかを明確にすることで、着工までスムーズに進められます。

イメージのポイントは、間取り・デザイン・生活動線・設備・ライフスタイルです。家族構成やライフスタイルによって、理想とする間取りは異なります。

たとえば、出産を控えている方や家族が増えることを想定して建てる方は、3LDK・4DK・4LDKがベストといわれています。

一方で、2～4人暮らしなら2～3LDKがおすすめです。子どもの様子がすぐにわかるように、間仕切りが少なく見渡しのよい間取りも意識しておきましょう。

ほかにも、インテリアや庭の有無なども考慮してイメージしておくと、より住みよい家づくりが実現できます。家のイメージがむずかしい方はSNSも活用してみるとよいでしょう。

住みたい家のイメージができたら、資金計画を立てます。住宅ローンを利用する場合は、返済能力や金利も含めてしっかり計画を立てておくと安心です。また、諸経費や引っ越し費用などの追加費用がかかることも念頭においておきましょう。

イメージ・資金計画には、2週間～1か月程度かかるといわれています。とくに資金計画は家を建てるうえで非常に重要になるため、納得がいくまで話し合って決定しましょう。

建築会社を選ぶ

ひと口にハウスメーカー・工務店といっても、サービス内容や特徴は異なります。理想の家づくりを叶えてもらうためには、積極的に相談会や見学会に参加してみましょう。

参加方法は、各ハウスメーカーの公式ホームページより確認できます。広い範囲で開催しているところもあれば、地域密着型の相談会・見学会もあります。事前に好きな間取りやデザインを調べてから参加することで、家のイメージがしやすく理解を深められるでしょう。

また、同じ建築会社でもハウスメーカーと工務店では特徴が異なります。どちらがメリットになるかは個人差があるため、それぞれの良し悪しもきちんと確認しておくと安心です。

たとえばハウスメーカーには、品質が維持しやすい・独自の技術工法を持っている・ローン審査がとおりやすい・自由度が高いなどのメリットがあります。一方で工務店は、自由度の高さや急なトラブルにも柔軟に対応してくれるなど、長期的なお付き合いが見込めます。

どんな建築会社がよいかは、希望する予算や用途などを十分にヒアリングし、プランニングを進めることが大切です。この段階で失敗してしまうと、住みはじめてからのトラブルに悩まされる可能性があります。判断を誤らないように相性のよい会社を選びましょう。

土地探しとプランニング

安心安全な建築会社を見つけたら、本格的に家づくりがスタートします。注文住宅は土地も必要になるため、数か月～1年ほどかけて土地探しを行います。

ただし、時間をかけすぎるとほかの買い手が付いてしまうので、できるだけ早めに決断するのがポイントです。ほかにも、以下の点に気をつけて土地探しをしましょう。

1つ目は、住みたい家のイメージです。資金計画を立てる前にもイメージづくりが必要ですが、土地探しをする際も忘れてはいけません。どの位置に水まわりを設置したらよいか、間取りや動線なども考えながら土地を選びましょう。

10年後、20年後と長期的な視点でイメージすることも大切です。家族構成やライフスタイルから土地探しをするとより快適な暮らしが実現できます。

2つ目は、自分の目で確認することです。写真で見るのと実際目にするのとでは、良し悪しがまったく異なります。物件概要には載っていないところもわかるため、現地に足を運んで自分の目で体感しましょう。騒音や日当たりなども確認できます。

早めに決断したほうがよい理由は、最初にお伝えしたとおり「ほかの買い手が付いてしまう」ことです。とくに条件がよい土地はあっという間に売れてしまいます。希望をすべて満たしていなくても、70～80％満足していれば購入しても問題ないでしょう。

土地探しが終わったら、プランニングに入ります。ここでは1～3か月かけて実現したいことを明確にします。譲れない条件がある場合はプロの設計士に相談し、提案してもらうとよいでしょう。

着工・引き渡し

すべての工程が終了したら、建築会社と契約しいよいよ着工がスタートします。着工にかかる期間は規模や設計内容によって異なるため、早くて半年ほど、長くても1年ほどで完成します。

挨拶まわりや地鎮祭からはじまり、基礎工事・上棟式・内外装の順に工事が進みます。工事中は、できるだけ現場に足を運び自分の目で確認しましょう。遠方に住んでいる場合は、工事の様子を報告してもらうと安心です。

工事が完了すると、引き渡しの前に確認・検査が行われます。このとき、問題がなければ引き渡し手続きに入りますが、不具合やミスがある場合はすぐに対処してもらってください。住みはじめてからトラブルに気づくと、多額の請求をされる場合があるからです。

また、定期点検やアフターメンテナンスについても、担当者としっかり話し合ってスケジュールを確認しておきましょう。

今回は、大分県のエリア情報や工務店、ハウスメーカー、設計事務所の違い、大分県での注文住宅の種類、間取りのポイント、大分の注文住宅メーカー選びについていくつか紹介しました。大分県は自然も食も子育てなどさまざまな面において優れており、注文住宅を建築するにも適した環境であり、近年でも人気なエリアとなっていました。

また大分県の注文住宅はセミオーダー、フルオーダーの2つがあり、自分の予算やこだわりに合わせて設計していくことができます。設計する上でのポイントや注文住宅メーカーの選び方なども参考にしながら、より理想的なマイホームを建築してみてくださいね。