断熱性能でおすすめの注文住宅業者3選
そもそも断熱性能とは、何なのか疑問に思っている方はいると思います。断熱性能は、住宅性能のひとつで高いほど、住宅内の熱が外に逃げにくく1年を通して快適に過ごすことができます。
熱は高いところから低いところへと移動する性質を持っているため、断熱をしていない場合は暖房などによる熱は温度の低い外へ移動してしまいます。なので、住宅性能のひとつである断熱は断熱材などを使用することで住宅内から外へ、または外から住宅内への熱の移動を遮断しています。
ハウスメーカーの中には、そんな断熱性能に力を入れていることが多いです。この記事では、断熱性能にこだわった家づくりをする際に役立つ情報もまとめていますので是非参考にしてみてください。
日本ハウジング株式会社
会社名:日本ハウズイング株式会社
住所:〒870-0943大分県大分市大字片島75-1
電話番号:097-567-0009
日本ハウジング株式会社は大分県大分市を地元とする完全注文住宅のハウスメーカーです。施主の理想・家づくりへの想いに寄り添い、建ててよかった、と思えるような家づくりを目指しています。
世界基準の高断熱設計
日本の断熱性能は世界に比べると劣っていて、光熱費がかさみ、暖房をつけた温かい部屋とつけていない寒い部屋の温度差5度以上の場合もあり、ヒートショックにつながっています。法律で断熱性能について基準が設けられましたがまだまだ追いついてないところは否めません。
そこで日本ハウジングでは全棟に世界基準の高断熱設計を施しています。気温の夏の暑さにも冬の寒さにも左右されずに家の中で快適に過ごせるようにしっかり外気温を遮断します。電気代は約4分の1に抑えられるほどです。
自然素材で呼吸する家
高気密、高断熱の家では化成品の建材が使用されること、家全体が密封状態となり換気されないことで、健康被害が起こりやすくなったことを受け、2003年の建築基準法改正により「24時間換気システム」の導入が義務化されました。
化成品の建材では有害な物質を放出することがあり健康を損ねてしまうなら、自然素材で自然呼吸ができる高気密工断熱の家づくりをすればいい、というのが日本ハウジングの考え方です。できる限り生産者や加工者とつながりやすい地元大分の素材を使用しています。
パッシブデザイン設計
パッシブデザインとは自然エネルギー(太陽光、風、熱)を利用した快適な住環境を作り出す建物の設計方法のことです。高い断熱性能というだけでは家は暖まらず、暖房機器を使い続けることはランニングコストがかかってしまいます。日本ハウジングでは高断熱に加え、パッシブデザインで設計することでより暮らしやすい家を実現します。
株式会社スウェーデンハウス
会社名:株式会社スウェーデンハウス
住所:〒870-0913 大分県大分市松原町3丁目1-11 大分鐵鋼ビルディング 4階
電話番号:097-506-1200
株式会社スウェーデンハウスは1984年創業以来、全国に支店を持ち約3万棟を建てたハウスメーカーです。高気密、高断熱にこだわった高性能で、100年続く強い家づくり、世代を超えて住み続けられる家づくりをしています。
一棟ごとに断熱性測定
スウェーデンハウスでは一棟建てるごとに断熱性能を計算し、気密性を測定、表示して引き渡しています。今後安心して快適な生活が送れるよう施主へ配慮しています。
魔法瓶のような断熱性能
家全体を断熱材で覆い、魔法瓶のような高い断熱性能を持った家づくりをしています。具体的には天井には綿状のグラスウールを300mm吹付け、外壁パネルには120mmのグラスウールを使用、床には100mmのグラスウールを2重にして敷き詰めて高い断熱性能を保っています。
極寒の地、スウェーデンにある工場で厳しい品質管理のもとに作られる断熱材はたるみや隙間もなく、完成した家で高い断熱性能を発揮します。
3層ガラスと木の枠でダブル断熱
スウェーデンハウスの窓には3層になったガラスと、サッシには木製のものを使用しています。ガラスとガラスの間にはアルゴンガスが注入されていること、アルミサッシの1700倍の断熱性能をもつ木製のサッシにすることで、冷えやすい窓際でも高い断熱効果を発揮します。
R+house(アールプラスハウス)大分東
会社名:有限会社ベネッツ
住所:〒870-0145 大分県大分市乙津町8-1
電話番号:097-507-4355
大分県大分市のR+house大分東は暮らしやすさ、デザイン、性能、低コストにこだわったハウスメーカーです。「誰でも手に入る建築家住宅」を目指し家づくりに取り組んでいます。
こだわりの断熱性と気密性
家族が快適に暮らす家に必要不可欠な断熱性能と気密性能にこだわり、断熱性能を表すQ値は1.9以下、気密性能を表すC値は0.5以下、家の中から外へ熱が逃げる量を表すUA値は0.46を自社基準にしています。UA値は低いほど断熱性能が高いことを意味しています。
九州のUA値の基準は0.87が国の基準値ですが、R+では建てた家の平均UA値は0.46と、国の基準を下回っていることで断熱性の高さがうかがえます。
高性能の断熱材
R+が作る高断熱の家には、高性能フェノールフォーム保温版(熱伝導率0.02w/m・k)を85mmの厚さで、屋根の断熱にはアイシネン(熱伝導率0.038w/m・k)を200mmの厚さで使用、基礎断熱として硬質ウレタンフォーム保温版(熱伝導率0.026w/m・k)を50mmの厚さで使用しています。窓のサッシには断熱性の高い樹脂製のものを使用することでより断熱性能を高め、省エネ効果も期待できます。
高断熱住宅のメリット
ここでは、高断熱住宅のメリットについて紹介します。
1年を通して快適に過ごせる
高断熱住宅は、その高い断熱性能によって住宅内外の熱の移動をしっかり防ぎます。冬の冷気や夏の暖気など、外気の影響での室内の温度変化を少なくすることができるため、一定の快適な温度に保つことが可能です。
また、断熱性能の低い家はどうしても床や壁、窓が冷えてしまい室温に比べて体感温度が低くなってしまいます。その反面、高断熱住宅の場合、室温と体感温度が近いので比較的少ない冷暖房機器で1年中を快適に過ごすことができます。
冷暖房費の節約につながる
高断熱住宅は、外気の影響を受けにくいので、冷暖房を減らしても比較的快適に過ごすことが可能です。つまり、冷暖房費の使用量を抑え、節約につなげることができます。
しかも、冷暖房を使用した際、暖房による暖かさや冷房による涼しさを長く維持することも可能なため、より光熱費の削減を期待することができます。
ヒートショックのリスクを抑える
ヒートショックは、主に急激な温度差が原因で決江圧が大きく変動、体がダメージを受けることです。症状としては、めまいをはじめ、失神や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気を引き起こしてしまうリスクもあります。
高断熱住宅の場合、住宅全体の温度を一定に保つことができるため、ヒートショックの原因のひとつである屋内の温度差を防ぎ、リスクを抑えることが可能です。
断熱性能を表す数値
断熱性能を表す数値として、「UA値」「Q値」の2つを紹介します。
UA値
住宅内部の熱は、外皮をつたい、住宅の外へ逃げていきます。UA値とは、外皮平均熱貫流率のことです。
つまり、外皮をつたり室内全体の熱が外へどのくらい逃げやすいかを表す数値となります。このUA値が小さいほど、熱を逃がしにくく断熱性能が高いと言えます。
Q値
Q値は、熱損失係数のことです。住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを表す数値であり、このQ値が小さいほど熱を逃がしにくく、断熱性能が高いと言えます。
先ほどのUA値との違いは、喚起による熱の損失も含む点と、建物の延べ床面積のみで算出するという点です。2013年の省エネ基準改法からこのQ値に変わってUA値が用いられるようになっています。
まとめ
せっかく家を建てるなら、理想のデザインや間取りに加え、快適さも追求した家づくりをしていきませんか。断熱性能にこだわったハウスメーカーで家づくりをすれば、将来家族みんなで快適に過ごせることは間違いないでしょう。世界基準の断熱性を誇る日本ハウジング、子や孫の世代まで継げるスウェーデンハウス、建築家と建てるR+、いずれも断熱性能には自信を持っています。大分県内で新築を検討中ならいずれのハウスメーカーもモデルハウスを公開しているので訪れてみてはいかがでしょうか。