注文住宅の外観デザインはどう決める?抑えるべきポイントを解説!
「注文住宅の外観デザインはどうやって決めればいいの?」と悩んでいる方もいるでしょう。注文住宅において外観デザインは意外と重要なポイントです。失敗しないためにもどのようなデザインがあるか、注意点なども知っておきましょう。この記事では、注文住宅の外観デザインの種類やポイント、注意点をまとめます。
注文住宅の外観デザインはどんな種類がある?
まずは注文住宅の外観デザインにどのような種類があるのかを見ていきましょう。
1つ目は「モダン」です。モダンは最近人気が出ているスタイルでもありますね。片流れやフラットの屋根など、シンプルな直線的フォルムが特徴です。外壁カラーはモノトーンが使われることが一般的で、シンプルな柄を合わせることでよりおしゃれな印象になります。
2つ目は「洋風モダン」です。外国らしさを取り入れながらも、日本の風土に合わせてアレンジをしているのが特徴です。外国らしさがそこまで強くないので、周りの風景にも違和感なくなじみます。洋風モダンの中でもとくに北欧スタイルの人気が高いです。
3つ目は「和モダン」です。木の質感や寄棟屋根などを生かしながらも、日本らしい風合いを取り入れているのが特徴になります。
4つ目は「シンプル」です。デザインの流行に左右されないシンプルな住宅も高い人気を誇っています。複雑な作りではないので比較的メンテナンスが楽で、スタンダードな素材から選べるので費用も抑えられるのが特徴。
5つ目は「洋風」です。レンガやログハウスなど外国らしさを取り入れているのが特徴で、自分たちならではの個性が出せます。
6つ目は「和風」です。和風スタイルでは日本ならではの伝統的な建築技術を生かした住宅で、和室を取り入れる人も多いです。日本の気候に合うので湿気がたまりにくく、快適に暮らしやすいのもポイントです。
最後は「個性的なデザイン」です。日本ではあまり見られないような個性的なデザインが取り入れられており、オリジナル性が出せるので、周りとは一味違った住宅を考えている方にぴったりです。
注文住宅の外観デザインを決める際のポイント
注文住宅の外観デザインを決める際にはいくつかポイントがあります。
1つ目は単色に統一することです。住宅の外観デザインを決める際は1色、多くても2色までにまとめるようにしましょう。多くの色を組み合わせると個性的すぎて、逆に残念な印象になることも考えられます。業者に完成予想図を作ってもらって、イメージを頭に入れてから決めるようにしましょう。
2つ目は外観デザインの候補を絞ることです。上記で外観デザインの種類を紹介しましたが、その中で気に入った外観デザインを多くても3つまでに絞るようにしましょう。和風と洋風でも印象が随分違いますし、家族で話し合いながら候補を絞っていくことが大切です。
次に形状を決めていきましょう。全体的なフォルムだけではなく、屋根や窓の形状によってもイメージがガラッと変わるので、細かく決めていく必要があります。全体的なバランスを考えながら決めるようにしましょう。
次に色味と素材を決めていきます。使われる色味や素材もさまざまなものがあり、最近では金属サイディング、セメントと砂、水を合わせたモルタルやタイルなどの外壁が一般的です。カラーや素材によってもイメージが変わるので、サンプルやカタログを見比べながら決めていきましょう。
注文住宅の外観デザインを決める上で注意するべき点
最後に注文住宅の外観デザインを決める際の注意点をまとめておきます。
1つ目は素材によってメンテナンスの難易度が違うことです。最近では異素材をミックスした外観を選んでいる人が多いですが、その分メンテナンスの難易度が上がります。
素材が違うために通常1回で終わるメンテナンスが、複数回にも及ぶことがあります。外観のおしゃれさも大切ですがメンテナンスのしやすさも頭に入れておきましょう。
2つ目は立地と施工によって劣化の差が出てくることです。サンプルやカタログと同じ外観デザインでも、日当たりや湿度、立地によってトラブルが発生することも考えられます。
カビが発生したり、色あせてしまったり…。モデルルームやカタログだけを見るのではなく、実際に家を建てる周辺の住宅も参考に見ておくとよいでしょう。
3つ目は周りの雑草です。どんなにおしゃれな家でも雑草だらけだと一気にマイナスイメージになってしまいます。防草シートと砂利をひいたり、コンクリートを敷いたりすると、多少の雑草は駆除できます。
最後はクラックや隙間です。異素材をミックスした外観デザインを選ぶと、凹凸が生じることがあります。凹凸が生じることでクラックや隙間が発生し、風がぬけたり、間にゴミが溜まることも考えられます。隙間が発生した場合はV目地や型枠目地を入れるといいでしょう。
今回は注文住宅の外観デザインの種類やポイントなどをまとめました。注文住宅は1からオーダーできるので、理想の家が仕上がりやすくなります。その分注意しなければいけない点もあるので、今回紹介したポイントを参考にしながらプランニングしてみてくださいね。